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公開日2016年11月24日
05:12

がん免疫講座

第2回 がん免疫におけるPD-1/PD-L1の役割と特徴

がん免疫療法の臨床応用において参考となる、がん免疫に関する情報を紹介します。国立がん研究センター 先端医療開発センター 免疫TR分野 分野長の西川 博嘉先生から2回にわたって、がん免疫についてわかりやすく講義いただきます。
今回のテーマは「がん免疫におけるPD-1/PD-L1の役割と特徴」です。

動画のまとめ
  • 活性化されたT細胞は、がん細胞を異物として認識し、攻撃・排除しようとします。この活性化には、T細胞受容体(TCR)でがん抗原を認識することに加えて、もうひとつの補助シグナルが必要です。その補助シグナルを担うのが共刺激分子、あるいは共抑制分子です。
    本来、共刺激分子、共抑制分子は、正常な免疫応答を調節する役割を持っています。がん細胞は、こうしたシグナル経路を利用して、免疫による攻撃・排除から逃避します。
  • がん免疫にかかわる共抑制分子には、PD-1、CTLA-4、TIGIT、LAG-3などが知られています。この中で、PD-1は、CD4陽性T細胞やCD8陽性T細胞に発現し、抗原提示細胞やがん細胞に発現するPD-L1と結合して、T細胞の活性化を負に調整しています。そのため、細胞傷害性T細胞(CTL)ががん細胞を攻撃する際に、PD-1/PD-L1による抑制が強く働くと考えられています。

効能又は効果、用法及び用量に関しましては、最新の添付文書および適正使用ガイドをご確認ください。

先生の所属、役職等は取材当時のものとなっております

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