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公開日2016年1月15日
04:46

がん治療最前線~免疫療法とは?

第2回 がん細胞の免疫逃避と自己免疫寛容

がんに対する第四の治療法として長らく精力的な研究が行われてきたがん免疫療法ですが、最近まで確立した方法が存在しませんでした。その理由のひとつは、がん細胞の巧妙な免疫逃避にあります。
現在のがん免疫療法を正しく理解するためのキーワードを解説する本シリーズ、今回はがん細胞の免疫逃避と自己免疫寛容を取り上げます。

動画のまとめ
  • がん細胞は、種々のシグナルやがん抗原を発現しているため、がん免疫監視機構と呼ばれるシステムによって排除されます。
  • しかし、がん細胞は自身の免疫原性を低下させたり、免疫抑制性の環境を作り上げることで、こうした免疫監視機構から逃れて増殖します。これをがん細胞の免疫逃避と呼びます。
  • がん細胞の免疫逃避には、複数のメカニズムが知られていますが、そのひとつが、自己免疫寛容にかかわるシグナル経路の利用です。

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