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製品に関する重要なお知らせ

ベレキシブルQ&A ベレキシブルQ&A

ベレキシブルに関して、よくある質問をまとめました。(医療関係者向け)

効果・効能

効能・効果を教えてください。

ベレキシブル錠の効能・効果は「再発又は難治性の中枢神経系原発リンパ腫」です。

<効能・効果に関連する使用上の注意>

添付文書「17. 臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分に理解した上で、適応患者の選択を行うこと。

参考:ベレキシブル添付文書 2020年3月 初版

用法・用量

用法・用量を教えてください。

用法・用量は以下の通りです。

<用法・用量>

通常、成人にはチラブルチニブとして1日1回 480mgを空腹時に経口投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。

<用法・用量に関連する使用上の注意>

  1. 他の抗悪性腫瘍剤との併用について、有効性及び安全性は確立していない。
  2. 食後に本剤を投与した場合、Cmax 及び AUC が上昇するとの報告がある。食事の影響を避けるため、食事の 1 時間前から食後 2時間までの間の服用は避けること。(食事の影響の項参照)
  3. 本剤の投与により副作用が発現した場合には、以下の基準を参考に、本剤を休薬、減量又は中止すること。

本剤の減量段階

段階 用量
通常投与量 480mg
1段階減量 320mg
2段階減量 160mg

参考:ベレキシブル添付文書 2020年3月 初版

副作用が発現した時の休薬、減量、中止における基準について教えてください。

添付文書<用法・用量に関連する使用上の注意>をご確認頂き、本剤を休薬、減量又は中止をご検討下さい。

<副作用発現時の休薬、減量、中止の目安>

副作用 処置
Grade3 以上の発熱性好中球減少症
出血を伴うGrade3の血小板減少症
Grade4 の好中球減少症
Grade4 の血小板減少症
Grade2 以下(好中球減少症は Grade3 以下)に回復するまで休薬する。
回復後は、休薬前の用量で再開することができる。
再開した後に再び発現した場合、回復するまで休薬し、回復後1段階減量して投与を再開することができる。
間質性肺疾患 Grade2又は3 Grade1 以下に回復するまで休薬する。
回復後は、休薬前の用量で再開することができる。
再開した後に再び発現した場合、回復するまで休薬し、回復後1段階減量して投与を再開することができる。
Grade4 中止する。
皮膚障害 Grade2 抗ヒスタミン剤、副腎皮質ホルモン等を投与し、回復した場合には、投与を継続する。
回復しない場合には、1 段階減量して投与継続又は休薬する。
Grade3 以上 抗ヒスタミン剤、副腎皮質ホルモン等を投与するとともに、Grade2 以下に回復するまで休薬する。
回復後1段階減量して投与を再開することができる。
Grade3 以上の血液毒性(上記の事象を除く)及びGrade3 以上の非血液毒性(間質性肺疾患及び皮膚障害を除く) Grade2 以下に回復するまで休薬する。
回復後は、休薬前の用量で再開することができる。
再開した後に再び発現した場合、回復するまで休薬し、回復後1 段階減量して投与を再開することができる。

*:GradeはNCI-CTCAE v4.0に準じる。

参考:ベレキシブル添付文書 2020年3月 初版

他の抗がん剤との併用は可能でしょうか。

他の抗がん剤との併用に関しては、安全性・有効性は確立しておらず、推奨できません。

参考:ベレキシブル添付文書 2020年3月 初版

安全性・副作用

主な副作用、重大な副作用について教えてください。

再発又は難治性の中枢神経系原発リンパ腫患者(B 細胞性腫瘍以外の患者を除く)を対象として、第Ⅱ相パート480mg 空腹時投与群では、17 例に本剤 480mg を 1 日 1 回空腹時に投与しました。

安全性評価対象となった17 例中 13 例(76.5%)に副作用(臨床検査値の異常を含む)が認められました。主な副作用は、発疹 6 例(35.3%)、好中球減少 4 例(23.5%)でした 。(国内第Ⅰ/Ⅱ相試験(ONO-4059-02 試験)

重大な副作用は以下のとおりです。

  • 出血(頻度不明)

  • 感染症

    肺炎(ニューモシスチス肺炎を含む)(5.9%)、アスペルギルス感染症(5.9%)等の重篤な感染症があらわれることがあります。また、B型肝炎ウイルス、帯状疱疹等が再活性化することがあります。

  • 重度の皮膚障害

    多形紅斑(頻度不明)、中毒性皮疹(頻度不明)等の重度の皮膚障害があらわれることがあります。

  • 骨髄抑制

    発熱性好中球減少症(頻度不明)、好中球減少(23.5%)、白血球減少(17.6%)、リンパ球減少(11.8%)、血小板減少(5.9%)、貧血(5.9%)等の骨髄抑制があらわれることがあります。

  • 過敏症(頻度不明)

    アナフィラキシー等の過敏症(頻度不明)があらわれることがあります。

  • 間質性肺疾患

    間質性肺炎(頻度不明)、肺臓炎(頻度不明)等の間質性肺疾患があらわれることがあります。異常が認められた場合には、胸部X線、胸部CT等の検査を実施してください。間質性肺疾患が疑われた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行ってください。

  • 肝機能障害

    AST(5.9%)、ALT(5.9%)、γ-GTP(頻度不明%)、Al-P(頻度不明)、ビリルビン(頻度不明)等の上昇を伴う肝機能障害があらわれることがあります。

参考:ベレキシブル添付文書 2020年3月 初版

臨床成績

本剤の有効性について教えてください。

再発又は難治性の中枢神経系原発リンパ腫患者(B 細胞性腫瘍以外の患者を除く)を対象として、第Ⅱ相パート480mg 空腹時投与群では、17 例に本剤 480mg を 1 日 1 回空腹時に投与しました。

奏効率は 52.9%[95% 信頼区間:27.8~77.0%](完全奏効 1例、不完全奏効 5 例、部分奏効 3 例(International PCNSL Collaborative Group (IPCG)基準による中央判定))でした。(国内第Ⅰ/Ⅱ相試験(ONO-4059-02 試験)

参考:ベレキシブル添付文書 2020年3月 初版

薬物動態

半減期について教えてください。

ONO-4059-02試験において、本剤480mgを1日1回空腹時反復経口投与したときの初回投与から初回投与後24時間までのT1/2は5.21hrでした。

参考:ベレキシブル添付文書 2020年3月 初版

本剤はどこで代謝されるのでしょうか?

◆代謝経路

主な代謝部位は肝臓です。

外国人健康成人8例を対象としたマスバランス試験[海外第Ⅰ相試験(GS-US-401-1768試験)]において、14C-チラブルチニブを含むチラブルチニブ75mgを単回経口投与したときの血漿、尿及び糞中の代謝物を評価した結果、投与24 時間後までの血漿中には主にM33(水酸化体の硫酸抱合体)、M12(水酸化体のグルクロン酸抱合体)及び未変化体が検出され(血漿中総放射能に対する割合はそれぞれ33.1、28.6 及び17.3%)ました。

参考:ベレキシブル添付文書 2020年3月 初版

排泄経路を教えてください。

◆排泄経路

尿中、糞中に排泄されます。

健康成人 8例に14C-チラブルチニブ75mgを空腹時に単回経口投与したとき、投与360時間後までに投与放射能量の52.2%が糞中に、42.1%が尿中に排泄されました。投与96時間後までの尿中に未変化体は確認されませんでした。

参考:ベレキシブル添付文書 2020年3月 初版

安定性

半錠投与は可能でしょうか。

本剤に割線は入っておらず、均等に割れない可能性があるため、弊社としてはおすすめしておりません。また、半錠にした製品での臨床試験、薬物動態及び安定性等のデータはありません。

ベレキシブルのPTP包装における安定性について教えてください。

PTPシートでの安定性は30℃/75%RHで性状、純度試験、溶出性、定量法を評価しており、6カ月まですべての規格に適合する結果でした。

ただし、性状は規格内であるものの、3カ月後から吸湿の影響による表面のわずかな凹凸を認めています。

本剤は吸湿性があることから、アルミピロー開封後は湿気を避けて保存してください。

参考:ベレキシブル添付文書 2020年3月初版、承認時評価資料(添付文書に関する情報)

一包化は可能でしょうか?また、アルミピロー開封後の取り扱いについて教えてください。

本剤は吸湿性があることから、一包化はおすすめしておりません。アルミピロー開封後は湿気を避けて保存してください。

参考:ベレキシブル添付文書 2020年3月初版、承認時評価資料(添付文書に関する情報)

組成・性状

剤形、大きさ、色調、識別コード、物性、含量、添加物を教えてください。

◆剤形、大きさ、色調

剤 形 フィルムコーティング錠
大きさ(mm) 長径(mm) 約12.3 、短径(mm) 約5.3、厚さ(mm) 約3.9
色調 黄色

◆識別コード

表示部位:錠剤の表面・裏面及びPTPシート/表示内容:ono401

◆含量、添加物

  • 有効成分:1錠中チラブルチニブとして80mg
  • 添加剤:結晶セルロース、乳糖水和物、クロスポビドン、軽質無水ケイ酸、ステアリン酸マグネシウム、ポリビニルアルコール(部分けん化物)、酸化チタン、マクロゴール4000、タルク、黄色三二酸化鉄

参考:ベレキシブル添付文書 2020年3月初版

その他

処方日数制限はありますか?

本剤は新医薬品であるため、処方日数制限がございます。薬価基準収載の翌月の初日から1年間は、原則、1回14日分を限度とされています。

参考:厚生労働省告示第107号(平成18年3月6付)「療担規則及び薬担規則並びに療担基準に基づき厚生労働大臣が定める掲示事項等」