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ビラフトビ・メクトビ作用機序 ビラフトビ・メクトビ作用機序

ビラフトビ(一般名:エンコラフェニブ)とメクトビ(一般名:ビニメチニブ)の作用機序を解説しています。

カイプロリス(一般名:カルフィルゾミブ)の作用機序

ビラフトビ及びメクトビの併用は、BRAF V600E変異を有するヒト悪性黒色腫由来細胞株を用いたマウス異種移植モデルにおいて、メクトビ単独に比べ、腫瘍の増殖を抑制した。また、ビラフトビ、メクトビ、セツキシマブの各薬剤単独では、BRAF V600E変異を有するヒトCRC由来細胞株を用いたマウス異種移植モデルにおいて、媒体群と比べ、腫瘍増殖抑制作用を示さなかったが、3剤併用では腫瘍の増殖を抑制した。

ビラフトビとメクトビの併用は、MAPK経路の再活性化を抑制することで、BRAF阻害剤に対する耐性の発現を遅らせると考えられる。
また、ビラフトビ、メクトビ、セツキシマブの併用は、MAPK経路の再活性化を抑制することで、BRAF遺伝子変異を有する腫瘍の増殖を抑制すると考えられる。

ビラフトビは、ヒトBRAF V600Eのキナーゼ活性を阻害し1)、MEK及びERKのリン酸化を阻害した2、3)
メクトビは、ヒトMEK1及びMEK2の活性化及びキナーゼ活性を阻害し4)、ERKのリン酸化を阻害した5)
ビラフトビとメクトビの併用は、MAPK経路の再活性化6-9)を抑制することで、BRAF阻害剤に対する耐性の発現を遅らせると考えられる。
また、ビラフトビ、メクトビ、セツキシマブの併用は、MAPK経路の再活性化10-12)を抑制することで、BRAF遺伝子変異を有する腫瘍の増殖を抑制すると考えられる。

  1. 1)小野薬品工業 : BRAFに対する阻害活性(社内資料)承認時評価資料
  2. 2)小野薬品工業 : MEKのリン酸化に対する阻害作用(社内資料)承認時評価資料
  3. 3)小野薬品工業 : ERKのリン酸化に対する阻害作用(社内資料 : エンコラフェニブ)承認時評価資料
  4. 4)小野薬品工業 : MEKに対する阻害活性(社内資料)承認時評価資料
  5. 5)小野薬品工業 : ERKのリン酸化に対する阻害作用(社内資料 : ビニメチニブ)承認時評価資料
  6. 6)Lito P, Rosen N, Solit DB. Nat Med. 2013;19:1401-1409.
  7. 7)Alcalá AM, Flaherty KT. Clin Cancer Res. 2012;18:33-39.
  8. 8)Das Thakur M, et al. Nature. 2013;494:251-255.
  9. 9)Shi H, et al. Cancer Discov. 2014;4:80-93.
  10. 10)Corcoran RB, et al. Cancer Discov. 2012;2:227-235.
  11. 11)Prahallad A, et al. Nature. 2012;483:100-103.
  12. 12)Hazar-Rethinam M, et al. Cancer Discov. 2018;8:417-427.